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村紗水蜜の私室を訪れたら、船長は丁度着替え中だった。
「そんなトコに立ってないで中に入りなさいよ♪」
海の漢(おんな)は豪快な性格なのか。
「今夜の飲み代、お願いネ☆ 安い見物料でしょ♡」
……。
村紗水蜜が柄杓に口を付けていた。
「あ、貴方も飲む?」
無理矢理口に流し込まれた液体は甘く熱かった。
「力水よ♡ 後片付けお願いネ☆」
空になった酒樽から船長に視線を戻した時には、既に彼女は雲隠れしていた。
幻想郷の空を航海する聖輦船の甲板。
横になって自主休憩中、村紗水蜜が話しかけてきた。
「なぁに? もうヘバったの? がんばれがんばれ♪」
スパッツをはいた船長は手をヒラヒラ振ると甲板上でのランニングを再開した。
霧の湖で溺れていた子供を助けた村紗水蜜が聖輦船に戻って来た。
「ふぅ、ガキンチョは永遠亭が連れてったわ」
人命救助をした船幽霊の胸元が露になっていた。
「この救命胴衣、サイズが小さいのよね~」
いや、その下が気になる……。