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高校帰り事故に遭う。病院で目覚めると、左脚を失くしていた。号泣し、天を呪い、塞ぎ込む。それでも半年かけて義足で歩けるようになってきた。彼と以前のようにはデートできない。「いいよ。健気なお前が気の毒で、放っておけない」。微笑む彼への熱がひく。恋人を哀れむような恋人は、私はいらない。
随分昔に出したへしさに(審神者の性別記載無)の一冊をwebに全文公開するので、良かったら読んでね。長いから迷ったけどpixivにも上げたのでどっちで読んでもいいよ。リンクは全部投稿したら載せるよ (1/9)
彼と喧嘩し、未婚の母のママに愚痴る。「別れるの?」。結婚するなら彼とかな、とは思ってる。「じゃ今夜謝りなさい」。明日でいいよ。ねえママ、今日は大事な誰かの命日なんでしょ? 「当たり前には明日はこない。留学先であなたを授かり、ママは学んだ」。首を捻ってスマホを握る。今日は9月11日。