校区から信号ひとつはなれればいつも飴色だった夕焼け /岡野大嗣

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二回目で気づく仕草のある映画みたいに一回目を生きたいよ /岡野大嗣

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ベージュ色のジャケットを着た老人のジャケットにかなり付いてるさくら /岡野大嗣

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二回目で気づく仕草のある映画みたいに一回目を生きたいよ /岡野大嗣

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それでもひざに鞄をのせるきみといて観る平日の単館シネマ /岡野大嗣

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ゆぶね、って名前の柴を飼っていたお風呂屋さんとゆぶねさよなら /岡野大嗣

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二回目で気づく仕草のある映画みたいに一回目を生きたいよ /岡野大嗣

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ゆぶね、って名前の柴を飼っていたお風呂屋さんとゆぶねさよなら /岡野大嗣

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会いたいなあ 高架の下の自販機で買ったココアがまだあったかい /岡野大嗣

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ねむるように死にたい布団職人がその目的で仕立てる布団 /岡野大嗣

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みずうみを喉を鳴らしてのみました塩らーめんのおいしい店で /岡野大嗣

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ノーメイク、セルフカットのきみだけど裏地のボアのにおいは女 /岡野大嗣

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ゆぶね、って名前の柴を飼っていたお風呂屋さんとゆぶねさよなら /岡野大嗣

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きみという葡萄畑の夕暮れにたった一人の農夫でいたい /岡野大嗣

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物心ついた頃には僕はもう僕だったそんなの聞いてなかった /岡野大嗣

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友達の遺品のメガネに付いていた指紋を癖で拭いてしまった /岡野大嗣

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二回目で気づく仕草のある映画みたいに一回目を生きたいよ /岡野大嗣

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祝日の午後の宙ぶらりんに来て無駄に綺麗に切る足の爪 /岡野大嗣

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ノーメイク、セルフカットのきみだけど裏地のボアのにおいは女 /岡野大嗣

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物心ついた頃には僕はもう僕だったそんなの聞いてなかった /岡野大嗣

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