「フリア!フリアは良い漢になるカナッ!」
「ほう!」
「里に連れて行けば…選り取り見取りカナッ!」
「ほほう!」
「でも?」
「ねぇ?」

2人して光里の顔を見る

「「馬に蹴られる!!」」

光里が何者でも変わらない…背中を預けられる、ただそれだけだ

ギャハハハハ♪♪
宴はまだまだ続く

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「フリア君は元気にしてるかい?」

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集合に少し遅れ
赤いスーツの男が入る

「遅れてすまない…」

席に腰を掛ける

「ちょっと体調が優れなかったものでね… まずは おめでとう 光里君 フリア君」

蝙蝠は笑顔で話す https://t.co/5cgpBNYnQA

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巫琴「フリアくんもふれんず!!
なら、今までと一緒!!」

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バシッバシッ!
「見たカナッ!フリアが頑張ったカナッ!!」
「痛いっ痛いです!」
「ここで感動せずにいつ感動するカナッ!?」
バシッバシッ!
「もう涙が止まりません!」
「そうカナッ!そうカナッ!」
バシッ!
「…いたい」

フリアの活躍がどうもツボった19の興奮は収まりそうになかった… https://t.co/EEyLdowXV2

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「アタイの大事な仲間や居場所を目茶苦茶にしやがって!
絶対に許さないからな!」

木偶に向かって砲撃
怒りはあるが目的は忘れない

「フリア待ってろ!必ず光里ねーちゃんの所にたどり着かせてやるからな!」 https://t.co/mChLV1Bq7O

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「315…ありがとうカナッ」
19も落ち着いたのか、クセのある喋り方に戻っている

「???」
「…まさか?」
「あーはー♪異形に変身する美女なんて光里さんの推しランク💞がアップです!」
「欲望まみれだったカナッ!」

「ところでフリア君…光里さんに追い付けますかねぇ?」
「…あっ」

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「なので光里さんを探しに行かないと♪でもさすが光里さんですねぇ!ひと形から異形までと守備範囲が広い広い💞あんな綺麗の姿はなかなか見られるもんじゃありませんよ♪恥ずかしがらずにもっと見せて欲しいもんです!ね💞」

周囲があっけにとられる

「あれ?フリア君?探しに行かないんですか?」

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わからない…
「なるほど…」

コレは心のすれ違いなのだろう

「フリア君、君にとって光里お姉ちゃんは何だい?」

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「ありがとう、フリア君…」

差しのべられた手を取り
そっと彼を抱きしめる

「…怖かっただろ 急に自分の当たり前だと思ってた毎日が壊れたみたいで…
フリア君…君は、光里君の本当の姿を見たんだね?」

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「フリア…君…?」

辺りの破損した建物
砕けた壁 焦げた後…

どれも新しいものだとわかる

状況証拠から出される
アンサーは簡単だった

きっと見てしまったのだ
彼女の本当の姿を…

人と違う事を恐れた
彼女の最大のコンプレックスを…

「…逃げれればどんなに楽なことか」

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「19さん!」
「7にはフリアに秘密にしていることがきっといっぱいある…でもそれは7がフリアを好きだから言えないことなんだと思う」

19も詳しくはわからない

「行こう、そして見届けよう」

感知したのは明らかに異質なソレ

「怖くていい、僕らがついてる」

その言葉に進む速度をあげる

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「僕達は他者を糧にして生きている。僕や君だって誰かからすれば糧でしかない」

「それでも君を守るため7は決断するだろう。それを見届け受け止めなくてはならない。君自身がいつか牙を持つためにも…覚悟はいいね?」

略奪を生業に他者を踏みにじってきた者として黒海老「賊」はフリアにそう尋ねた

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巫琴「………」

忍「巫琴さま。フリア殿はロイロイ隊も交え、皆さまたちも居りますれば守りは万全かと
さすれば…」

巫琴「油断は、出来ないね
エトナ、ミイコ、リャミン…。私も一緒に行くよ
光里を、助けに行かなきゃ……
一人では負けたけど、みんなと一緒なら…!」

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「お前!フリアを拐って、巫琴にあんなひどいことを!絶対許さないからな!」

機体の調整の為に格納庫に籠っていた間にイマジナリ・ロストに起きた出来事を聞いて飛び出してきた

空賊から譲り渡された装備を調整し、陸海空を統べる新たな機体となったエレメントポルタイガーが飛ぶ https://t.co/mjZ9hsDMmP

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再び管制・通信室へ。
其処から迎撃中の各人へと呼び掛ける。

"その機体に生命反応が御座いますがが、十六夜様の仕掛けた発信器とは別の動き…
どうやら、フリア様が移送されておいでです!
皆様くれぐれもお気をつけて、ですわ!" https://t.co/kzsYox1l14

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「…フリア様は、戦う力の有る方々が、追って下さっていますので」

こんな時、己が無力である事は自覚しているから。
そっと傍らに腰を下ろして…ただ。少しだけ寄り添った。
体温が伝わる程度に、だけ。

「少しだけ、わたくしもお休みさせて下さいまし。
…貴方様が落ち着くまで」

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そして、勿論。最も為すべき事は――

"琴里様、琴里様!
秘匿回線、繋がるなら…至急お戻り下さいまし!
フリア様が、フリア様が――!!"

https://t.co/nUupjGOdVG

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「やはり…呪いか 出自は不明 本来は【蛇ノ目傘】対策と言っていた 恐らく光里君が詳しいはずだ…奴は最後にこう名乗っていた 灯 と… …でもわからない…何故今になってフリア君なんだ 確かにあの子は…あの子は……いやなんでもない…」

己の行いが今更罰を与えに来たのなら
当然の仕打ちだろう

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「っ…セラ…君?…ここは…たしか光里に声をかけて…それから…ッ!! そうだ!!フリア君とレティが危ない!!」

ふと、回りを見ると自分以外の誰かが戦った形跡がある

そして腹部に痛みと
腕の違和感

そして、海底散歩を
させられてるような重圧感

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