何度でも、何度でも歌う。古きことは恥ではない。

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この広い空の下、どれだけ輝けばあの街まで届くだろうか

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その歪なハートは、初めて伝えた心の形だった。

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回る観覧車は針時計。少女で居られるのはあと僅か。
ゴンドラを降りたなら、またウソつきに戻りましょう。

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美しいウェイトレスさんに出会ったが、ソフトドリンクは受け付けてもらえず千鳥足で帰ったのさ

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「旅する魔女は祭りを運ぶ。次は、君のところにも……。」

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「数々の年代記が長年にわたってウサミンという名を記している。これはおそらく一人のアイドルではなく、家系の名か秘儀的な称号なのであろう。」

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「どうせお粗末な呪文だったのでしょう。」
ー魔界の女王、和久井留美

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盗むのは容易。逃げるのも容易。余計な物を盗まないようにするのは、少し難しい。

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彼女ならば頂に手が届くと、一目見た誰もがそう言った。

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きっと、空を見るべきだったのだろう。

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目を奪われた。心も奪われた。唇は奪ってはくれないだろうか。

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しまった!逃げろ、アンパンマン!大原みちるだ!
〜食パンマン最後の言葉〜

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宵闇に浮かぶ孤月
蒼穹に浮かぶ朧月
識られずとも、いつだって月は空(そこ)に在る
それが僕らの存在論(オントロジー)

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ガラスは二度、彼女の人生を変えた
一度目は眼鏡
二度目は靴

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