『エントリーNo.5!!パルファン所属のウィリア選手です!!』「えぇ!?ボクーっ!?」

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「出場者のインタビューが終了し、いよいよ投票及び結果発表です!審査の様子を最も近くで見守られてきた司会として、何か一言!」「私は取材しなくていいんです!しかもそれほとんど私のセリフ取ってますね!?」

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「徹底した練習、それに反した本番の服装、会場特有の緊張……そしてあの子の才能。全てが揃った今、それは起こるわ……確実に!」「あっ……!」

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「……」「な、なんとノーラ選手を撫で始めました!これは……筆舌に尽くし難いと言うことでしょうか!?そんな気持ちを発散するにはちょうど良すぎる高さの身長!これも彼女の魅力かもしれません!」

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「そして最後に登場するのは……エントリーNo.5、アロマカフェ『パルファン』からウィリア選手!なんと彼女は経歴などのデータの全てが秘密!店主も彼女については一切口を開こうとしません!謎めいた魅力を持つ今大会のダークホースです!」「はは……が、頑張りま〜す……」

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「エントリーNo.1、アイオライト商会直営ガジェットカフェ『グリッタースカイ』から、レイラ選手!」「始まる前から勝負は決まってますわ!私こそNo. 1に相応しい……皆様、そうは思いませんこと?オーッホッホッ!」

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「逃がさないわ!私の最後の希望なのよ!」「ノーラちゃんだけ捕まえても、後でこいつと揉めることになるだろうな……二人まとめて連れ帰らなくては……!」

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「あ、ありがとうアレスさん……重たくなかった?」「俺はロストハンターだぜ?ガジェットに比べりゃ、お子様2人なんて楽々よ!さて……どうして追われてたのか、聞かせてもらうかな!」

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「でも……逃げる必要あったかしら?面白そうな話だったけれど……」「ノーラにはそう聞こえたかもしれない……でもボクはその先が読めたんだ。あの流れじゃ……」

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「あったず!精密ガジェット専門工房……クロノアーツ……!」

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「……そうですね、ここまで来たらやるっきゃない!頑張れあたし!」「ふふ、もう大丈夫そうだね。君の幸運を祈っているよ。では……」

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「あっ……そうでしたぁ!!工房に行かなくちゃいけないんです!!」「工房……?となると少々歩かなくてはならないね。詳しくは行きながら聞くとしよう」

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「……っ!ひぃぃ…っ!ゆ、許してくださ……」

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「うん、緩みなし、歪みなし!バッチリだね!」「ひゃっ!?ウィル、居たのね……」

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「この中のどこかにある外れてるネジ穴を、迷いネジで締めればいいのよね、ウィル?」」

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「この扉、ドアノブがないわ」「このレバーで開けるんだよ。街じゃこんなドア見ないから面白いよね」

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「……どうしたのノーラ?ぼーっとして」「まだ何か……遠くから聞こえる気がするの……」

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【塔の街豆知識】
塔の街は建物が密集しており、屋根同士も近いため、通路のように使う者も居る。大抵はやんちゃな子供か、静かな場所を好む青年だ。

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「おいしかったわ!ありがとうノーラちゃん!……私もお店を繁盛させるために頑張らなきゃね!」「元気でたみたいでよかったわ!」

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「ご、ごめんなさい……」

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