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西洋画の点景人物は、コチラから見た景中の人物、南画の点景人物は、見る者が見て居るうちに、景中に入って、人物と点じられたものであらねばならぬ。(小杉放庵「十便図賞嘆」)
私家版 iBooks『十便十宜帖』の「樵便」のページ。大雅の十便図には、放庵翁の自在な鑑賞文を添えた。
11月15日は日本の南画画家の田崎草雲の誕生日(1815年)。司馬遼太郎の短編「喧嘩草雲」のモデルで、幼少の頃より絵と同様に武術を好み、剣術や柔術に巧みであった。書画会で己の絵を貶す相手には拳骨で殴りつけ「あばれ梅渓」とあだ名された。
7月14日は江戸時代後期の南画(文人画)家:田能村竹田の誕生日(1777年/安永6年6月10日)。筆まめで多くの著作を残しているが、とりわけ「山中人饒舌」は日本の文人画史・画論として当時から広く読まれていたという。