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彼とは続かなかった。高校の隣のクラス。何度も「好きだ」と囁かれた。でも3か月で別れを告げた。「何で俺じゃ駄目なのかな」。別れ際に尋ねられる。校舎から下校する彼が見えた。答えのヒントは隣だよ。寄り添う同級女子を腐れ縁と言っていた。私みたいに気づいてね。彼女の気持ちと、自分の本音に。
わかったわかった慰める、と苦笑する。腐れ縁の同級男子がまた振られ、高校帰り、カラオケに誘われた。失恋ソングを絶叫してる。「何で俺じゃ駄目なのかな……」。繊細さに欠けるからでしょ。「お前は貰い泣きするほどナイーブなんだな」。ほらガサツ。これは悔し涙だ。何で私じゃ駄目なのかな、って。
卒業前日、高校の腐れ縁の同級女子が頭を掻く。同性の後輩に、僕の第二ボタンを貰っていいかと尋ねられ、いいよ、告っちゃえ、と答えたらしい。「私のことが妬ましく、嫌いと言われた。意味不明。あんたに好きな子いるとも匂わせてた。誰よ?」。さあ、と応じ心に決める。諦めて後輩にボタンを渡そう。
「部長の第二ボタン、私が貰っていいですか?」。卒業直前、同じ部活の後輩女子が呟いた。なぜ私に断るの? 彼は単なる腐れ縁。大学も一緒とは思わなかった。彼女いないし告っちゃえば? そう言うと、後輩が唇を噛んで涙ぐむ。「そんな余裕も、独りの理由も気づいてない。先輩が妬ましくて嫌いです」
「もう当たって砕けろだよ」。高校の卒業日、腐れ縁の女友達が微笑んだ。片想いの女子がいる。高嶺の花だが諦められず、気の置けない彼女に相談してきた。確かに今日が最後だな。ありがとう。勇気を奮い、告ってくる。僕を見て、今度はなぜか涙ぐみ、彼女が小声で囁いた。「……絶対に砕けろだからね」
「これじゃ浪人だ」。直前模試の結果を眺め、彼の顔が青ざめる。高校の同級生で腐れ縁。文武に秀でた美少女と、同じ大学に行きたいらしい。諦めなよ。高嶺の花だし、何より君は受験に身が入ってない。「お前も似たような点数だろ」。うんそうね。私と君はそっくりだ。片想いの異性に夢中で気もそぞろ。
「君には高嶺の花と忠告したのに」。腐れ縁の女友達が笑ってる。焦がれた一軍女子は現役合格、僕は浪人確定だ。「恋するならば釣り合いって大事だよ」。身に染みた。とりあえず予備校のパンフ貰ってくる。ん? 何で恥じらいながらついてくるんだ? 「……だから、釣り合いが大事だって言ったよね?」
ドキドキ☺️
買った
>RP
Kindleに積読が増えてるので消化したい…
リング、映画は観たけど原作読んだことないて人はおすすめだよ。
主人公浅川と高山、夫婦じゃなくて男2人の腐れ縁なお友達なんだよ。バディーものっぽいんだよ。
高山がとてもいいキャラなんだよ
15.ただみんといなは「いほー」「いな」と呼び合うほど距離が近く、相棒のような、義兄弟のような、はたまたそれとは違うような、不思議な関係です。
いな曰く「800年の腐れ縁」だそうな。
CoC「ラプラスの遺言」
KP:シーフ
PL/PC(HO順):あずさ/九頭狸 剛、れむ/鹿野 祥雅
END-1にてシナリオエンド!
とことん腐れ縁のたぬきとしょーが