生まれた時に人を殺した
生まれながらに背負う大罪
故に忌み子、存在しない王子

嫌われ者の少年には
双子の姉しか頼れる者なし

姉を守る為
自ら命を絶った
13年の生涯はあまりにも短く
彼は果たして幸せだったのか?

——フローセィスト・セラリスティア——

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【Dear my Fragment
親愛なる私の片割れへ】

君がいなくても、
私は、この地で

生きているよ
生きていくよ

——ファラウ・ティファイ——

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いつかは満ちる月
欠けていても、不完全でも
欠けたままなんて有り得ない

孤独な少年は、三日月の少年は
いつか満月となれるのだろうか?

胸に抱く暗い炎は
いまだ消えることはないけれど
それでも、少しでも
前へ進もうと思ったんだ——

——(カヅキ)ミツキ・ミカグラ——

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兄は消極的、弟は積極的
竜の力持つ双子の性格は正反対

互いしか見てない
他者のことなどどうでも良い
ふたりはふたりで自由に生きる

人呼んで、セラン王国の問題児
誰も彼らを制御出来ない——

——フィッツェラルド・セラリスティア&フィオレンティーノ・セラリスティア——

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【毎日更新!お絵描きコーナー】
  327日目 「投票」
コメント:音楽は イザナギオブジェクト、永遠の春夢、Demystify Feast、狂気の瞳、二色蓮花蝶、真夜中のフェアリーダンス、バー・オールドアダム、秘神マターラ、幻想の地下大線路網、渡る者の途絶えた橋、に入れます。

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という事で博麗の巫女、霊夢を描いた。

「二色蓮花蝶」っぽいイメージで描こうとしたんだけど、
あんま二色って絵じゃあねーな。反省。

ともあれ霊夢を描くのは楽しい( ˙꒳​˙)

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人間不信な寂しがり屋
本当は友達欲しいのに
みんな怖いから遠ざけた

持ってる異能 確かに怖い
それでも

——ぼくは きみと

友達になりたいんだ、なんて
遠ざけられても拒絶されても
今度こそその手を離さないから

——ウェイン(叶橋綺羅)——

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血の繋がりはないけれど
見た目は王女とよく似ていた

だから彼女は影武者となった
王女を守る為ならば
命捨てることさえ厭わない

彼女は王女の半身
しかしふたりの間には
決定的にして圧倒的な身分差

幾らふたりが仲良しでも
その差だけは埋められぬ

——ユシュカ・ハイリア——

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素敵な企画ありがとうございます(*^^*)参加させていただきます。

花色蓮人と申します。趣味で手描きイラストを描いています。見ていただけると嬉しいです。

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生まれる時代を間違えた
ついたあだ名は「ぼんくら王子」
よく回る頭と自由な発想
彼は孤独な発明家

恐れられ、幽閉されても
変人と呼ばれ、否定されても
唯一認めてくれる人がいたから

——きっときみは、
闇の底に差す光。

——ファブリツィオ・セラリスティア——

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その心は何処までも明るく
まばゆいばかりの正義に燃えて

勇敢で真っ直ぐな妹姫は
誰からも愛される「良い子」
どんな不幸が立ちはだかろうと
全て切り抜ける強さがあった

「でも姉さまとは一緒が良かった」

時折口に出す寂しさ

——アレイシャリア・アーチャルド——

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国を出たのは守る為
明るく優しい妹こそが
次の女王に相応しい

「わたくしは、この国を出て自由になりたいのですわ」

口先でそんな嘘を言って
妹の傍にいたかったはずなのに

全ての感情、笑顔に隠し
今日も彼女は優しい嘘をつくのだろう——

——イルシアーテ・アーチャルド

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死んでいるのにこの世にいるのは
数多の偶然の織りなす奇跡

奇跡をくれた大親友の隣
この世から消えるも留まるも
大親友の気分次第

食べられないし寝もしない
生きてた頃とはかけ離れた環境
それでも彼は飄々と
悪戯っぽい笑みを浮かべるのだ

——デュナミス・アルカイオン——

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出掛けようと、思ったのだ
あの青い海と、碧い空に出会いに
思い出すのは、遠い日の夏
まだみんながいた頃の——

ひとりぼっちでも歩いていけるよ
わたしはもう、
泣き虫じゃないから

——エルレシア・エルドキアス——

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こんな孤独を抱えるくらいならば
出会わない方が良かった

神の流したひとつぶの涙
別離の痛みが癒える日は訪れない

——ティア、ティア。
僕の灯台、霧照らす道しるべ
きみは いま どこにいるの

——霧の神セインリエス——

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最初の記憶は研究所
他の場所など見たことない
歌の魔法を使う少女は
いつか本で読んだ外に憧れる

処分される訳にはいかないから
必死で歌うけれど
心の奥にある憧れが
消えるわけもなく

「ティアのおうたで、げんきになぁれ!」

——ティアリー・ルーティ——

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水面の下に揺れる炎

明るい笑みを浮かべる少年は
燃える心を笑みの中に隠し
自分を偽りながらも狡猾に生きる

「僕が怖い? はてさて……何のことでしょうか?」

きらめく光を纏わりつかせながら
今日も彼は仮面の笑顔を貼り付ける

——シルヴァエスト・セラリスティア——

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