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2歳差の兄と離婚した。私が23歳の時、ともに連れ子で血が繋がらないと知る。勢いで家を飛び出し遠くの町で入籍した。初夜にすくんで交われず、以来ずっとぎこちない。私は兄を「兄」として、兄は私を「妹」として愛してたのだ。関係性が戻った今、私たちは穏やかだ。この町でずっと2人で生きていく。
2歳差の妹と結婚した。血が繋がらないと知ったのは25歳の去年のこと。互いに連れ子だったのだ。勢いで口づけて、誰も知らない町へと逃げた。夫婦になった僕たちはぎこちない。交わることもままならない。泣きながら今さら気づく。妹が好きだったのは「お兄ちゃん」、僕が愛していたのは「妹」だった。
最初は大学生の時だった。宝飾店で2歳差の彼の婚約者に間違われる。以来、何度も夫婦や恋人同士と誤解された。ある時、そう見られるのを喜んでいる自分に気づく。彼に彼女ができた時、嫉妬で独り号泣した。半年後、振られた彼を抱き締める。「お前は優しいな」。……もう私でいいじゃん、お兄ちゃん。
Amazonさんの1巻レビューが200件🎉
2歳差を描き始めてからは特に、ほんとずっと自分じゃないみたいな出来事だはけです。ありがとうございます。°(°´∀`°)°。
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