猫喉を鳴らして寝たる松の内

まぁまだ松の内です・・

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冬眠と言うに如くなし冬の川

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冬の朝何語り合う屋根すずめ

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重ね着の袖口の丈がちぐはぐ


Albrecht Durer - Three Hands (1494-1496)

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家ながら旅情寄せ来る小夜時雨

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猫蹴るも虫ならぬ落ち葉動くなし

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ラグビーのルールも分かるようになり


Engin Yuksel - The Way Watching TV (2010)

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遮断機が指す冬晴れの空の色

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長留守で落ち葉搔き分け開けるドア

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なにゆえのその名か汝侘助よ

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こは何ぞ鴉夜鳴きか夜半の冬

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もう明日は要らぬと思う小春かな

(つまり満足の極みということです。)

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さらば秋の金魚の例えもあるさ


Jennalee Auclair - Swimming in Memories (2013)

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笑い茸 草食系のタランテラ


Richard Dadd - Come Unto These Yellow Sands (1842)

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