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やはり痛んでいる表紙シリーズ。岡高倫が妙弁阿闍梨に与えるために、享保3年(1718)に書写した『詠歌大概講談密註』の表紙です。3冊本で比較的状態のよい中冊のものを。麻の葉つなぎに揚羽蝶の文様が刷られた薄い紙が使用されています。題簽の真鍮箔はやはり輝きが鈍いですね。
傷みやすいものなんですの表紙シリーズ。享保期写の『百人一首抄(幽斎抄)』です。右上に「共三」とあるように3冊本ですが、一番状態が良いのがこの中冊です。細かな花唐草文ですが、状態が良かったら綺麗だったでしょうね。題簽の黒い斑点は銀箔です。黴ではありませんよ。念のため。
公開まで待てないお表紙シリーズ(?)その②
こちらもイラストあわのすけさま@poccopocca です🥰
こちらもデザイン(タイトルも)変えるかもですが。さんかく子どもっぽいかな〜。
勝手にねばる表紙シリーズ。牡丹・菊・七宝唐草文の唐紙表紙に、花亀甲繋の唐紙題簽を用いた『新古類句和歌集』です。未詳の歌集で、これ一冊しか手元にないのですが、勅撰集の句索引のようなものらしいものです。一冊まるごと1文字目が「よ」で始まる歌が並びます。全体で何冊だったのでしょうか。
まだまだやめない表紙シリーズ。17世紀に上方中心に流行した、絵本類の版本で良く見かける、「行成(こうぜい)表紙」を有する、写本の『飾抄(かざりしょう)』です。表紙からおよその写年も分かります。細かな繋文に動植物の丸文を散らすのが基本で、これは毘沙門繋(びしゃもんつなぎ)ですね。
表紙シリーズその10!
「新しい空の下で(Sous un ciel nouveau)」の表紙イラストと最終レイアウトをご紹介します✨
本を閉じると表1と表4が繋がります。
「終恋(les Temps retrouvés)」の作者 = 藤井慶先生と平井志先生@0cocorococ0 の短編集です。スペイン語版も出ています☺️