とある事情で炎が苦手な迦陵頻伽すら、疲労の余りに思考が鈍り、さくらの意見に同調しますが、流石にそれは無茶だとフォスフラムが止めました。
そんな中、唯一、フレデリカだけがみんなを元気づけるために、必死に歌い続けていました。
そんなフレデリカの体力も限界に達してしまいますが―

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おまけに、大樹が鳴動するせいで安心して休むことすらできません。
補給もなし、あてもなしの放浪に一行はどんどんと疲弊していきます。
ムードメーカーだった紗那達すら口数が少なくなる中、疲労の限界に達したさくらはフォスフラムに炎で植物を焼き払えないかと物騒な提案をします。

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異常なのは世界だけではなく一緒にいたメンバーもでした。
幻夢郷でゲートを潜った時には幻夢郷にいたゼクス使い全員がいたはずなのに、今、さくら達の周囲にいるのは八千代にゆたか、ほのめに紗那と彼女達のパートナーゼクスだけでした。
しかも、直後に不可視の斬撃が彼女達を襲います。

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戦いが終わってから数日後には八千代達の体力も回復し、他のゼクス使い達も幻夢郷でやるべきことを終えていました。
やがて幻夢郷から現代世界に帰る日がやってきます。
さくらは現代世界に戻っても八千代と共に行動すると心に決めており、行動指針は彼女に任せようと考えていました。

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混乱する八千代に状況を説明してから、さくらは以前、自分が体調を崩していた時に看病してもらっていた分を返すと、積極的に八千代を看病しました。
さくら同様に、大和の看病をするために飛鳥が、イリューダの看病をするために彼の娘だというトネリも医務室に訪れていました。

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そして、最後に八千代が目を覚ましました。
ようやく復活した彼女にさくらは喜びを露わにして抱き着きます。
一方の八千代は、さくらの愛情表現だけでなく、気が付いたら王城に戻っていたこと、そして、大和とイリューダが仲良くなっていることに戸惑いを露わにします。

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医務室に運び込んだ面々の中では、傷の浅かった春日が真っ先に目覚め、最愛の兄、黒崎神門と感動の再会を果たしました。
春日が神門と共に医務室から出て行ったあと、今度は大和と謎の男性、イリューダが目を覚まします。
何か因縁のあった様子の二人でしたが、早々に意気投合しました。

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ク・リトの王城もアスツァールの根源の破壊波動に巻き込まれかけましたが、復活したウリエルが飛鳥達のサポートを受けて巨大な結界を展開し、守り抜いてくれていました。

王城に戻ったさくらは、早速、八千代達を医務室に運びこみ、彼女達が目を覚ますのを待ち続けました。

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クレプスの言葉を聞いたさくらは、八千代達を心配してすぐに彼女達が戦っていた場所へと向かいます。
果たして、彼女が黒の世界チームの戦場に駆け付けると、そこでは八千代にアルモタヘル、大和にアニムス、春日とネイに加え、見知らぬ壮年の男性と女の子も倒れていました。

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さて、今日もゼクスの物語をお話ししましょう。
今回もさくら達の物語の続き。

キュレータ、ナンダルタスクに勝利し、アスツァールが放った根源の破壊波動も防いださくら達。
その直後、彼女達の前にアルターの姿のクレプスが現れ、黒の世界のチームの異常事態を伝えます。

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皆さん、こんにちは。
イレブン・アニバーサリーがようやく我々の手に届きましたね。
露出度の激しいシク版が何かと話題になっていますが、それぞれのプレイヤーの今の想いや今まで明かされなかった情報が記載された新規のフレーバーテキストのシフトカードにも注目です。

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クレプスの口から放たれた言葉は、彼女の衣装以上に衝撃的なものでした。

「黒の世界のチームに異常事態があった。すぐに助けにきてほしい。」

その言葉を聞いて、八千代達を心配したさくらは大急ぎで彼女達の元に向かいます――。

続きはまた次回!

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根源の破壊衝動も抑え込まれ、周囲も静かになったことから他のチームの戦いも終わったようでした。
そんなことをさくらが考えていると、彼女達の前に突如クレプスが姿を現します。
・・・ピンク色の可愛すぎる衣装を纏った姿で。
いつもと違うクレプスの姿にさくら達は目を丸くしますが――

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ある意味、さくらのみならずソルにも助けられたからこそ、難陀は贖罪もかねて誰かを助ける道を選んだのかもしれません。
・・・この彼の心境の変化はワールドリンク以降の世界にも影響を与えるかもしれませんね。

さて、どうにか破壊衝動を防ぐことに成功したさくら達。

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また、もしかすると難陀のこの心変わりは、ソルの影響もあるのかもしれません。
当初、ナンダルタスクは難陀とガイルタスクの意識が入り混じり、狂乱していましたが、ソルがイース達の魂を分離する実験も兼ねて、ナンダルタスクに処置を行ったことで、二人の意識が分離されて安定しました。

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迫りくる破滅の波動を見たさくらは、迷うことなくドリーム・キーを掲げました。
夢想の力を制御し、他者の夢想の力から身を守る防壁、「夢影(イデアロイド)」を発動して自分とフォスフラム、そして難陀とガイルタスクをも守りました。
その姿を見た難陀はさくらの優しさに感銘を受けます。

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難陀とガイルタスクは緑の世界屈指の野心家達であり、平然と仲間を裏切ったり、同族を見殺しにするような冷酷な人物達でした。
しかし、先に難陀が四皇蟲の罠にはめられる形でユグドラシルの種子を埋め込まれ、その後、ガイルタスクも取り込まれたことでナンダルタスクが誕生したのでした。

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さて、今日もゼクスの物語をお話ししましょう。
今回もさくら達の物語の続き。

ソルの拠点付近で、ミサキ達と共に怪樹ナンダルタスクと激闘を繰り広げたさくら達。
恐るべき再生力を見せたナンダルタスクでしたが、強化された不死鳥の炎と嫉妬の炎で焼かれ、遂に力尽きて沈黙しました。

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皆さん、こんにちは。
気合を入れて出撃したのに、温泉に入浴中のルシファーにずっこけたGRRRです。
フレーバーテキストを見るに、レヴィーが用意した温泉の様子。
こんなところで綾瀬譲りのお風呂好きぶりを発揮するとは・・・。

そして、温泉に入れなかったっぽいアゲハに合掌・・・。

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炎の嵐で動きが止まったナンダルタスクにケィツゥーが(ガルマータになかなか会えない怨みのこもった)薙刀を振り下ろし、怪樹の体をズタズタに切り裂きます。
フォスフラムの不死鳥の炎とケィツゥーの嫉妬の炎で焼かれたナンダルタスクは、遂に再生力も尽き果て、崩れ落ちました。

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