砕けた心を継ぎ接いで静寂を降らせる。何時かの俯いた姿、吐き出せなかった言葉、絞り出した声、消えない記憶。夜に星空を見上げる様に、記憶を視上げて。記憶や心と云うモノは他者に簡単に見えるモノではないから。眼を凝らして、耳を澄ませて。静かにそっと、手を伸ばし詠み解いて。 - 記憶の帷 -
久美さんとの二人展DMデータを作ったのは私だけど、初回印刷分で赤みが強く出ているのが気になり業者に問い合わせた。「弊社では許容範囲内の色味違い」と回答され納得いってなかったのだけど、増刷(画像左)してみたらほぼデータ通りの色で納品され。データは前回と同じなのに、こんなにも違うものか。
『Meteor☆Land.ハロウィンファンミーティング』初日、カンナくんとスタッフで在廊しておりました。ハロウィン空間に居られるだけでテンション上がる！推しを見付けて下さったり「実在してそう」とか、そんなお声を聞く度嬉しくなります。14日まで。私は最終日13時頃より在廊予定。是非ご来場下さい。
TENTさんにて開催された『TENT博覧会』終幕いたしました。ご高覧下さった皆様、ご一緒させて頂いた作家様方、そしてTENTさん。ほんとうに、ありがとうございました。最終日には素敵な作品たちもお迎えさせて頂き、賑やかな夜の名残が楽しい。TENTさん、1周年おめでとうございました！
人は一人に一つずつ小さな箱庭を抱え、大きな箱庭の中で日々ナニカを殺し生き長らえている。其の対象は他者であり自己であり、意識的でも無意識的でもある。ひび割れて飛び散った心はあなたを、世界を写す鏡。どんなに継ぎ接いでも完全には元には戻れない。積み上がる×××の上で生きる。 - 孤毒の匣 -
ACTさんで開催中、貮來さんの個展を拝見。貮來さんの世界は揺蕩う煙の様で、吐いた息で融け消えてしまいそうで気付くと呼吸を止めている事がある。けれど揺るぎない強さが在って、繊細に混じり合う境界は淡く深く、限りなく一体化しているのだ。混在し得ない確かと不確かが共存する世界。とても好き。
光の照らし加減で見えるものが違う。自らの手と目で見付ける。蝙蝠が棲まう洞窟をイメージした内部。覗き見た穴の底に映る『己が裁く審判にて己も裁かれ、己が量る量にて己も量られるべし。』の言葉。己を見詰め、視詰め還す無数の眼で己を裁け。ほんとうの『獣』は他でもない人間、己自身なのだから。
明日からカフェギャラリー幻さんとTENTさんの合同企画展『卑怯なコウモリ』が始まります。私は今年も魔女と成り、呪具『加波保利ノ匣』を制作。蝙蝠の皮膜を継ぎ接ぎ産み出した匣。覗き口から中を懐中電灯の光で照らしながらご覧下さい。そう、洞窟に迷い込む様に。覗いた底に映る言葉を視詰めて。
Sleeplesschildsさんのゴシックなカチューシャをお迎え◎繊細なレースがふんだんに使われ、リボンやビーズが揺れる様は上品な美しさ。一目惚れで即決、其の侭纏いお出掛けさせて頂きました。abilletageさんのNoir Collectionボレロとの相性も最高◎
【展示告知】カフェギャラリー幻さんとTENTさんの合同企画展『卑怯なコウモリ』に参加させて頂きます。私は幻さん『獣の国』にて、恒例の鏡を用いた作品です。 ◆10/15(日)～29(日) 15時～22時 ◆休廊日：火／木 ◆会場：カフェギャラリー幻(獣の国)/TENT(鳥の国)
