あめさんのプロフィール画像

あめさんのイラストまとめ


小説、短歌、イラスト、マンガなどnote→note.mu/amejiro Instagram→instagram.com/ame.jiro
estar.jp/_crea_u?c=U2Fs…

フォロー数:295 フォロワー数:345

雪が積もったばかりのグラウンドには足跡一つない。友人とどちらが多く足跡をつけられるか競うことにする。雪は膝まで積もっていたので足を取られ何度も転んだ。雪だらけになって走り回った僕達。あの時は何も怖くなかった。例え迷子になっても足跡を辿って見つけられたから。#140字小説 

5 26

鼠色の分厚い雲が世界を覆い光を遮っている。木々たちは葉を失い、冷たい風に震えながらも骸骨のような枝を天に伸ばしていた。色を失った冬の世界では光だけが希望だった。たとえわずかな光だったとしても木々は追い求めた。やがて春が訪れ花を咲かせられると知っているから。
 

5 17

沈みゆく太陽が空の淵を焦がす。街が夕陽の炎に飲まれぬよう、空は自らを捧げ燃えることを選んだ。やがて悲鳴にも似た夕陽の帯が人々の影を伸ばし、夜が涙のように滲む。痛みや苦しみは、星々へと生まれ変わった。月明かりが歌う子守歌に合わせ、星が鈴の音を鳴らしている。#140字小説 

6 22

凍りつき冬の彼方に迷い込む 月明かりのシーツで眠るよ

3 27

雪道に出来た足跡注がれた月の光が泉を生んだ

5 22

鼻歌を歌い小石を蹴飛ばしながら歩く。それだけのことが大人になると難しい。月を見上げた僕の足元から、星が砕けた音がした。落ちていたコインを蹴飛ばしていたのだ。僕はもう一度コインを蹴飛ばす。真夜中に響き渡る音楽に合わせて、僕は歌を口ずさんだ。#140字小説 

5 24

今晩の雪道はザラメの音がする。太陽で溶けた雪が月明かりで凍り、氷の粒が散らばっているからだ。ザラメの音は静かな夜に反響する。僕の小さな声は誰にも届かなかったな。だけど足音なら月に届けられそう。僕は堪らず駆けだした。#140字小説 

4 24

あと少し君の出番が来た時に思い出してね僕との遊び

1 20

寂しさをひと匙すくいかきまぜたくらいがきっとちょうどいいな

3 26

刺すような風に負けないセーターを着込んでひとり歩いてたんだ

5 20