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「私はまだマジシャンとしては2流なので…」
言うや否や軽くステップを踏むようにくるりと一回転してみせた。スカートが舞い、際どいラインまでストッキングに包まれた足が露わになる。
「…こうして男性客の眼を誘導する必要がありますの」
美冴はそう言うと舌を出し淫蕩な笑みを零すのだった。
如何に恥ずかしそうに見える女の子を撮るか…がテーマ。
テーマが既に変態だな。
で出来たのがコレ。
うーん、恥ずかしくて身をよじる…その「よじり」が足りないのかな。仕草で感情をもっと表現出来るといいんだけど。脳内だけじゃなく、ちゃんと資料を見ながらポーズ取らせるべきなんだろうな。
テーマ「在りし日の…」
主人が帰ってきた、それだけで彼女の世界が色付く
3枚目は暗くて見難いとお叱りを受けた主人の帰ってこない世界。色の感じで気持ちを表現したかったのです。
(今日もあなたは帰ってこない…)
亡くなった旦那を待ち続ける女に迫りくる淫獄の罠。
「いい加減ワシと祝言を上げる気になったかのぅ?」
「止めて下さい…その件でしたら何度もお断りしている筈です」
(グフフフ…ワシが自ら手を下したのだ…旦那がお前の前に現れる事は絶対にないのだよ)