やわらかな生地が、彼女を包み込む。すると 「＿＿やあ、……お嬢さん。どうか顔をあげておくれ。君の素敵な表情を見ることができない」 そこに居たのは、煌びやかな装飾を身にまとった美男。ルイーズはその姿を見るや否や、感極まったように小さく声をあげる。
隣に立つ人間に声をかけるのも躊躇われる空気。しかし、それをものともせず、ひとりの若い男が口を開く。 「うーん、そろそろ、何かひとつくらい説明あってもいいんじゃなイ？」 そう言った彼の名はラピス。 眼帯で右目を隠し、どこか不敵な笑みを浮かべている。
「……どなたでしょうか？」ぽつりと声を漏らしたのは、Sacrificeの剣の名を冠する女、ルヴィスティア。中央教会内の人間であれば、廊下や礼拝室で何度かは見たことがあるはず。それなのに、見覚えのない男が入ってきたことに違和感を覚えたのだ。
「はあ……。先輩風吹かすなら、もっとおとなしくした方がいいと思うんだけどなぁ……」横で小さくため息をついたのはInfinityの斧＿＿ティモリア。その言葉を聞いてまた、ラームはなにをー！？と声を張り上げた。
「犯人捜しに躍起になるのも醍醐味でしょうが……然し、はて。それでは、Eclipseの弓は空席……ということでよろしいのでしょうか？」 わざとらしく首を傾げ、ルーレンテイカーとその隣に立つVへと話題の舵を譲ったのは、Nightmareの槍＿＿ララバイ。
「うん、然し深層は闇の中。真犯人も分からないんだろ？……そもそも、どうして彼は態々森の中に居たんだい？何か目的でもあったのかな？」 白色の長髪をたたえた青年＿＿Euphoriaの鎖の名を冠するメルキオールは、顎に手をあてて考え込むような仕草をする。
その言葉に動揺を隠せぬまま、おどおどと言葉を紡いだのはGenocideのメイス＿＿グレイスだった。 「あ、ああ……なんということでしょう……どうして……彼は何か、神の気に障るようなことを侵してしまったのでしょうか……」
NPC1 【星府】オーレシェカ
#たるきみ_公式 ┌─── 【燦然たる君たちへ】 ───┘ 【募集締切まで あと4日‼️】 〜2022年2月13日(日)23:59 「あなた方が選ばれた使徒ですか？よろしくお願いしますね」
┌─── 【燦然たる君たちへ】 ───┘ 【募集期間】 2022年1月10日0:00〜2022年2月5日23:59 #創作企画 #一次創作企画 #たるきみ_公式
