「…あの子たちは、罪もないのに苦しんだ。それなのに僕は…罪深い僕は、 大好きな_____に看取られて、穏やかに、殺してもらえる。 …どう、思う？…僕は…許されるのかなぁ。(震える声で、見つめる。)」
「ん！(ゆっくりと咀嚼し、溢しそうになりながらも懸命に食べ)…んー、おいしい！(目を細める)…ふふ、これでさいごのばんさん？ …満足！ …ね、_______聞いて？あのね……」
「……あぁ。」 (足に擦り寄ってくる黒猫をぼんやり眺め、背中に積んであるクッションに寄りかかる。) 「ごめんよ、撫でてあげられなくて」 (今日は約束の日だった。…____は来てくれるだろうか？…)
「……っあ」 (首を締める力が緩む。 その微笑みは、隙を作るための偽りの笑みでしかないと、そう思ってはいても…手に力が入らなくなり、震える。)
