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『そいつは甘い声で囁いた。
-なんて気の毒で可哀想なお客様。汚泥を啜ってでも積み上げた偉業も、掻っ攫われてお終い。いいかいお客様、偉人になりたきゃ障壁は潰すもんさ。どんな手を使っても、だ。-
黄金に輝く光は、約束された明日の様だった。足元の醜いポリプが鬱陶しい。
~貿易商の日記~
「強すぎる光は暴力に似ている」
悪の権化が見る悪夢は、きっととびきりのhappy endなのだと思っていた。
笑い飛ばしてやりたかった。
瞬く光は輪郭と色を奪い去り
歓喜の声は域値を超え静寂を
突き付ける
遠くで烏が泣いた気がした。