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@ailmentMhos
注射器を持つ須黒ちゃんの手が震えている。
ハラハラしながら見守っていると、初恋先輩が優しく…その手を自分の腕に刺させた。
その行動に、涙を流す須黒ちゃん。
反対に泣いていた先輩は、優しく須黒ちゃんに微笑みかけていた。
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須黒 彩愛
「……初恋さん?」
ボトリ、初恋先輩が抱えていた患者が地面に落ちる。
初恋 つぼみ?
「……はは…今…なんだ……。」
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仕方ないと諦めて、太田くんに声をかける。
烏兎沼 天羽
「太田くん。患者さんを連れて帰……………」
太田 来朗
「…………………。」
僕の方を振り向いた太田くんは、顔の半分に穴が空いていた。