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俺とこずもクンが立ち往生…いや、俺が勝手に止めているだけだけれどそんなこんなしていると笑顔の湊翔くんと息切れした有栖クンがやってきた。肩で息をしている姿を見て、なんだか人間らしいところもあるなと感じる。目線からして隣にいたこずもクンも同じ様だ。
「有栖はペン回しを無限にできるのよ。ずっと回してるの、特に考え事してる時はね。無意識にずっと回してるものだから、声をかけると集中が切れてペンが手元から転げ落ちるの。声をかけないでそのままにしてると考え事が終わるまで本当にずっと回してるのよ」
「……歌悼?なんの話してるんですか」