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うつ伏せに倒れ込むグラツィアを見て、狼鵺から注意の逸れたイーヴォ。彼の一瞬の隙を突き、狼鵺は渾身の力を振り絞ってその鋭利な爪で引き裂こうと飛びかかる。
__パパンッ、と連続で2発。発砲音。はらりとイーヴォの眼帯が床へと落ちた。
「ああああああっ!!!!!!」
「避けろイーヴォッ!!!」
眼帯をした男……イーヴォを目掛けてナイフを持って走り迫るヨナサンに気付いたグラツィアは、咄嗟にイーヴォの背中を押した。
「……ふ、ふふ、ふふふ、ふふふふふふ……よくも……………よくも、よくもよくもよくも!!!!!キトゥラス様を殺しましたね!!!!!!!」
「殺してやるッ!!!!!!!!」
「あっ…これ、扉が勝手に閉まるぞ」
「抑えになるようなものもないし……閉めるしかないな」
「じゃあ部屋の中心の方を照らしておいてくれ、死角は少ない方が良いだろ?」
「ああ、それじゃあ周囲に気をつけて……」