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「……もし、出来るなら。はめてくださる?貴方が 最後にこの指に触れたのがあの人になるよりは、見知らぬマスターの方がマシなの。……それだけだから」
「……叶えたいと願ってしまったのなら、その罪も、代償も、受け入れるべきものよ」
「そう、…そうだね…… 皆、叶えたい願いがあるから勝負してるんだもんね」
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「…………御剣さん、ごめんね……」 __俯きながら俺は"チェックメイト"、そう言った。
常磐 「御剣さん酔ってる?大丈夫??」 カレーの話も中華丼の話もしてなかったよ」
御剣 「なら三部作にしよう、流石のオレも三日三晩の戦いは分が悪い」
「……夢を壊してしまって、ごめんなさい」
言い合う2人の様子を眺め、店主はジョッキを2人分用意してカウンターへ置く。準備は万端だ。
「つーか、相手テメェなのがなァ……。なにが嬉しくて生意気なヤローと一緒に飲まなきゃいけないんだか……それだけが不満だね」