//=time() ?>
フェザードラゴン(再掲)
岩山が続く道、一際天を貫く岩山の山頂。そこで彼は遠くを見つめてジッとしていた。
何かを見つけたのか大きな翼をバサッと一漕ぎして風に乗っていってしまった。が次の瞬間、山おろしが周囲に巻き起こる。山の麓の旅人達は突然の突風に襲われ、木の葉の如く飛ばされたという。
月明かりの下
牛鬼の様な獣の僧侶が少し朽ちた木に降り立ちこちらを見下ろし言った。
「待たれよ、この先は邪悪に満ちている。どうしても行くというならば、拙僧がお供しよう」と
風がビュウっと吹いて、辺りの草原が海の様にうねった。