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「でもさ、まほろちゃんは必死に行動したんでしょ? 君はそんなに強い人間だったんだね! ゲームには負けちゃったけど」
「ゲーム……?」
晴を遮り放たれた真白の言葉に、まほろがショックを受けた顔をする。
「おまっとはーん!!」
突如、あまりにも能天気な声が響き渡り、皆が一斉に視線を壇上へと向ける。
現れたのは、背中に羽が生え、シロクロの……恐らくネコの姿をした……マスコットのようでありながら、不気味さを醸し出した『何か』だった。
「はるくん、どうどう~。じゃあ、カードはとーこたちが預かるね~」
そして、瞳子がカードを受け取り、片面不透明のスリーブに書いた側を伏せて入れる。実行委員の流れるような連携プレーだ。