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「それにしても...良いんですか?」
「まぁ俺とルイスちゃんの出会いは長編ドラマ一本書ける奴だが、余白が足りないんでね」
「良く分かりませんが...何かお返ししないと行けませんね。そうだ!今度バイロンの女の子紹介しましょう」
「HAHAHA、期待しないで待ってるよ」
「え?もう閉店?...よしシンノスキー先生、実はこの後モーテルでフロリダ一番のコールガールを呼んでるんだ」
「?!」
「折角だし良い思い出作ってきなよ、先方には連絡入れるからさ」
「...ん、んー、折角ですしお言葉に甘えましょうか!」
「よっしゃ、イクゾー」
『あ、ルイスちゃーん?』
(マイアミドルフィンズの試合を中継中)
「そこだー!いけー!!」
「あぁ、惜しかった!」
空になったジョッキが山のように並ぶ。
「どうだいシンノスキー先生、地球のスポーツも悪くないだろ?」
「ええ、まったくですよ。すごい迫力だ!」
「いや、悪いですなぁ...では遠慮無く(グビッ)申し遅れました、シンノスキーと言います。学者の端くれ...まぁ貧乏貴族の三男坊の道楽ですがね」
「いいのみっぷりじゃないか、学者先生。...クロウだ、警備会社のしがない雇われスタッフさ。んじゃ、早く戦争が終わる事を願って」
「「乾杯!」」
(フロリダ州マイアミ·とあるダイナー)
「見ない顔だねぇ、観光かい?」
「えぇ、バイロンから来ました。マイアミは良いところですね」
「戦闘禁止区域とは言え、態々地球に観光とは酔狂なこった...おっちゃーん、俺とこのバイロン人さんにビール、ジョッキでね!」
"群狼公子"誉·マーナガルム
10年程前に、バイロン皇帝へ反旗を翻した貴族達の一つ、マーナガルム家の生き残り。
終わり無き侵略戦争を続けるバイロンに正義はない、と主張し亡命バイロン人部隊「大逆の戦団」のメンバーとして地球連合に協力する