//=time() ?>
奏にそう言われ、手袋が外された右手に視線を落とす。
一体いつからあったのか……。僕(やつがれ)の右手には、数字の「1」が刻まれている。
言われて私も、自分の右手の甲に視線を落とす。
そこには、数字の「8」が刻まれていた。驚いて、外した手袋を取り落としてしまった。
他の3人の右手の甲にも、それぞれ「1」「5」「0」と刻まれている。
夢ヲ「これで、終わりにしましょう……。お願いです…!どうか、認めて下さい……!
超高校級の掃除屋 清原 さつきサン…!」
雉見「んぁ?」
開いた口を閉じようと右手を顔に伸ばした時に、視界に妙なものが映り込む。
いつの間にかオレの右手の甲には数字の「0」がデカデカと刻まれていた。
言われて初めて気がついた。
私の右手の甲には、いつの間にか数字の「5」が刻まれていた。こんなもの、オシオキされている時には無かったはずだ……。
そしてよく見ると、山延さんの右手の甲には数字の「1」が刻まれている。
夢ヲ「ボクだって、ここにいる全員だって、こんな結末なんか、信じたくなんかないです……!
嘘ならば、間違いだと言うのならば、何か言って下さい……!何か、反論して下さい……!
超高校級の吹奏楽部 音ノ原 奏サン…!」
右手の甲に違和感を感じた。見てみると、大きく「1」と刻まれていた。
山延「な、なんだなんだぁ?!落ちる直前まで、こんなの無かっただぁよぉ!??」