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07「息をすること」
息をすることなんて日常なのに、どうして息をするのはこんなに難しいんだろう。
人間といわゆる人魚のハーフであるカーラは人間として不完全な存在である。
そのため、彼にとって息をすることはもしかしたら当たり前のことではないのかもしれない。
カーラと彼を見守る仲間の話。
06「消えたい人魚の独白」
こんな人生なら。こんな世界なら。こんな生き物なら。彼は生きていたくなんかなかった。
けれど、世界は非常にも続いていく。
不死身の少年“カーラ・W・フィアンナ”がかつて溢した小さな独り言。
それはカーラしか知らない、ある日の話。
05「あんたの隣にいたくて」
アスカルと亜華里は、かつて同じ師匠の元で一緒に暮らしていた。
亜華里はこれからもずっと一緒に暮らしていくものだと信じて疑っていなかった。
けれど、そんな日常はアスカルの一つの決意で崩れ去ってしまう。
これは、彼の隣にいたいと願う少女の物語。
04「子守唄」
誰かが歌う子守唄。
寝ることが大嫌いなアスカルは、かつて聞いたその子守唄をふと思い出す。
けれど、それを歌う人物を覚えていないし、歌詞だって思い出せない。ただ覚えているのは、その声がとても悲しそうな声だったことだ。
これはアスカルがかつて聞いた子守唄の真意を思い出すお話
03「理性って必要だと思う?」
ある日、カーラがふと呟いた「理性って必要だと思う?」という言葉。
彼は口が滑っただけだから聞かないことにしてほしいと言うのだが、何故かその日は妙にその言葉が気になった。
カーラのその呟きのような問いについてサラは考える。
理性は必要なのだろうか。
01「エルピス七不思議」
物語の舞台である世界防衛機構エルピスには、何とも不気味な七不思議が存在する。
お茶仲間である井ノ上由紀からその話を聞いた”隻眼郵便配達人”は、自分の役割を果たしに行くのだった。
これは、”隻眼郵便配達人”であり、エルピスのNo.2の男の日常のひとかけら。
00「星屑譚詩」
ページを捲れば、誰かの世界を知ることができる。
物語の語り部である海月沙由が語るこの本のプロローグ。
星屑譚詩というタイトルの理由が明かされてます。
プロローグのみ描きおろしでした。
画像は語り手である海月沙由。
サラ部隊とは、サラ、カーラ、アスカル、亜華里の四人で構成されている戦闘部隊です。
基本、前線ばかりで休日でのんびりしてることも少ないので、そういう日常を描きたくて描いた話でした。
「カーラ・W・フィアンナの夜」は、カーラとアスカルが中心のお話で「サラ・クァイシスの朝」の前日譚です。
かつて、カイトとネノーリアは愛し合っていた。
けれど、ネノーリアはすでに亡くなってしまっており、もう彼女の口からあの日々が語られることはない。
これは、かつてネノーリアが生きていた頃、彼女が彼を本当に愛していたと伝えたかったお話。
私にしては珍しい甘い本です。(幸せとは言ってない
Divine明星シリーズの本編はないので、このシリーズはどこから読んでも大丈夫です②。(分かるように描いてます。
これは、Divine明星シリーズ内で唯一、公式でカップリングであることが名言されてるカイト(この絵の短髪のほう。本の表紙だと長髪)とネノーリア(みつあみの方)の本です。