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王子様になれる気はちゃんちゃらないし、そもそもなる気もないけど、せめて彼女を守れる騎士にでもなれたらよかったな。まぁ僕はどこまでいってもただの大悪党なんだけど。
「咎められるといえば……今日君の相棒がマルレーンくんに咎められてたような気がしたのだけど」
「あぁ、飯前にクッキーなんて食ってたからなぁ。ロズを呼びに行って戻ってきたら案の定叱られてたな」
ウラドさんは吸っていた煙草を灰皿に押し付ける。最近気付いたことであるが煙を僕に吸わせないよう気を使っているのだ。そういった細かな気遣いが腹立つ。成し得る全ての行動が腹立つ。