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「チェロさん。とっても大事にしてくれていたのね。ふふ、嬉しいわ」
「疑わしきは罰せずだからね」
「やあ、今日は調子が悪そうだね」 「...。おはようございます。」
「いるんだろう。ライダ」 「なんや、バレとったんか」
「チェロさん…ケロルさんは大丈夫かな」 「メイドたちは疲れが溜まってただけと言っていましたしまだ大変そうであれば日をあらためてお見舞いに来れば大丈夫だと思いますよ」
あの人が自分に言ってるであろう言葉の数々も自分とかけ離れすぎていて自分事のように思えない。
その特徴的な瞳は意識が無くなる最後まで覚えていた。
彼に聞くことは出来ないが、でもそれはとても幸せなものだったのだろう。
ー彼には攻撃も...ぼくの音楽も...何一つ届いてないってー
(鍛錬の差かそれとも自身の願いへの想いの差か