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『犬王』鑑賞。座組みが豪華過ぎるが故に、噛み合ってなさが浮き彫りになってしまっている箇所も悪目立ちしますが、要所要所で際立つのは何だかんだでスタッフ・演者の底力(特にアヴちゃんの声はやはり唯一無二)。きっちり「私たちの物語」として我々観客に繋げてくるエンディングも力業ながら好感。
『シン・ウルトラマン』鑑賞。もちろんアガるところもあるのだけれど、要所要所の画面の質とその十把一絡げ的な話運びから、明らかに時間と予算が足りていないのが解ってしまって、少し辛かった。『シン・ゴジラ』が如何に巧みにコントロールされた作品だったのかが明確に。長澤まさみが最大の被害者。
『アネット』鑑賞。「今回もふざけてんなぁ」と「カラックスにしては意外と真面目だな…」が混じり合う異様な鑑賞体験。そして、あのエンドロールには不覚にも(?)グッときてしまう(オープニングも含めてカラックス監督の映画館愛ったら)。アダム・ドライバーとの相性も素晴らしいので、是非また。
『名探偵コナン ハロウィンの花嫁』鑑賞。コナン的エンタメ性とお約束、各キャラクターへの見せ場作りa.k.a目配せ(安室さんの丁度良い大活躍。警察学校組の絡め方も全然嫌じゃない)、最大限の全部載せなんだけど、どれをとっても無理のないボリューム感で、結果大満足。間違いなくキャリアハイ更新。
『地獄の黙示録 ファイナル・カット』鑑賞。Music Film Festivalと銘打たれた企画での上映だったのだけど、なるほど、確かにこの作品は後世語り継がれるべき戦争映画であるのと同時に、上質な「音」楽映画でもあって、めちゃくちゃ堪能しました。キルゴア中佐出演シーンは何度でも観たい。 #メトロ劇場
『竜とそばかすの姫』鑑賞。『未来のミライ』観賞後に「変に大衆に迎合せず、この道を突き進んでほしい」と願ったのだけど、その願いは叶わず。そのクセの強さではカバーできないくらい不味過ぎる話運び。その中で一人気を吐く中村佳穂。才能。でも、一番アガったのは現実世界の駅周辺の描写っていう。
『名探偵コナン 緋色の弾丸』観賞。前作以上の多数の登場人物と複雑な展開をスピーディーな手付きで捌き切る永岡智佳監督の見事な交通整理力。全てのキャラクターに見せ場を用意しよう(そして、隙あらばラブコメ展開をブッ込もう)とするその気概に好感がもてました。特に、吉兄の活かし方がお見事。
『羅小黒戦記 ぼくが選ぶ未来』観賞。「何処かで観たことある」で丁寧に誠実に紡がれるアニメーション。手抜きのシーンが一切無い。いや、それどころか。キャラクターデザインも渾身の造形で、食事シーンにこだわってる感じも好き。『鬼滅の刃』に続く「やっぱり声優って凄い」案件でもございました。
#ベストアルバム2019 ◇電気グルーヴ『30』 ◇GRAPEVINE『ALL THE LIGHT』 ◇柴田聡子『がんばれ!メロディー』 ◇KIRINJI『cherish』 #AOTY2019
『きみと、波にのれたら』、ど直球過ぎて観るの大変そうですが、ポスターの素晴らしさよ。