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モノクロのセカイから鮮やかな景色を見つめつつも自らの「幼さ」に蓋をしていたチノの心象を示すガラスのティーポットが、いつかユメに見た別離への不安を拭い去るように固く強く握られた手によって七色に輝く魔法のティーポットに昇華するのがよ……
凍えるアムの左手に自分の左手を重ね合わせ寄り添った64話。
編まれなかった手袋の温もりを左手にのせてアムの右手を握った79話。
あの時寄り添うことしかできなかったアムの左手を、今度こそ二人で前に進むために右手で強く握りしめる98話。 #おうちでヴァンガードG