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サナトリウムから戻ってきたメリーの能力は、明らかに強まっているようだった。 調子はどう?と尋ねると、笑顔で「好調よ」と返すメリー。それが却って儚げに見えて。 私の行動に困惑する彼女をよそに、掌にキスをする。 どうか、ずっと傍に―― ――掌…懇願 #5月23日 #秘封366
私はメリーの喉に口づけを繰り返す。その度に彼女から漏れる声に、奥底で眠っていた何かが抑えきれずに暴れだす。 もっと、欲しい。 貴女が、欲しい。 本能に突き動かされ、幾つ目か知れない印を刻み込む。 真っ白な喉元に、一輪の赤い花が咲く。 ――喉…欲求 #5月23日 #秘封366
最近、蓮子の様子がおかしい。 おかしいと言っても、劇的な変化ではない。傍にいることの多い私がうっすらと感じる程度の、些細な違和感。 その日はうなじに顔を埋め、首筋にキスをしてきた。 そこから微かに伝わる感情。焦り、不安、そしてーー ――首筋…執着 #5月23日 #秘封366
「大丈夫?蓮子」 普段より元気のない私を見て心配してくれるメリー。ちょっと頭が重くて、と答えるとメリーは私の額に手を当てて「熱は…大丈夫そうね」と呟いた。 「全く…無理しないでよね」 彼女は優しく囁いて、額に軽くキスを落とした。 ――額…祝福、友情 #5月23日 #秘封366
私に背中を向けるようにして読書に耽る彼女。その金色の綺麗な髪に触れる。さらさらと手の上を流れてこそばゆい。 すぐ傍にいるのに、とても遠い。 そのことがどうしようもなく寂しくて、そっと黄金色に唇を寄せた。 ――髪…思慕 #5月23日 #秘封366
「それじゃあ蓮子、乾杯しましょう」 「うん… …あ、そうだ」 「?」 「その…カクテルで隠される前に味わっておきたい、かな」 「…えぇ、そうね。先ずは貴女を確かめないと…ね」 #5月13日 #秘封366
『私、メリーさん。いつも貴女の傍にいるの。』 #深夜の真剣お絵描き60分一本勝負 #5月14日 #秘封366
秘封倶楽部、健診開始! #5月12日 #秘封366
・・・ 「…何で私まで、こんな…」 「持ちかけたのは貴女よ、蓮子。自分で掘った墓穴に入らない訳にはいかないわ」 「うぅ…」 「…ねぇ、蓮子」 「…何よ」 「可愛いわよ、とっても」 「っ!!?」 #5月10日 #秘封366
貴女はラムネの海に眠る #5月4日 #秘封366