✿かりな✿さんのイラストまとめ

影山と赤葦
黒髪＋後輩＋照れさせる＝最高

ちゃんとしたプレゼントを渡す勇気がなくて『今日お誕生日なの？じゃあこれあげる』彼の誕生日を知らなかったフリをしながらウサちゃんがついたペンなんてネタみたいな物をあげてしまったのに、「ははっ、すげぇかわいい」と喜び、私の頭を撫でながら「さんきゅ」と言ってくれた松川くん。→#819プラス

ははっ、あーマジかわいいお前」『だぁぁーってぇーー！』「ほら、手ぇ冷たくなってきたから早く家入れ、な」『…うん』「ん。じゃあな。おやすみ」『おやすみ』
甘いキスをひとつ。
ゆっくりと手を放す。
その手をヒラリとひと振りし、彼女に背を向け歩き出す。
寒さのせいか、さみしさのせいか、

『あとは…あ、あれがいい！なんか丸っこいクッションのやつ』「えーこれ欲しいか〜？可愛くなくね？」『ちょっと貴大に似ててかわいいからこのピンクのやつ欲しい』「似てるか？！つか何なのこの青葉レンジャーって。戦隊モノ？頭に葉っぱ乗ってんじゃん。微妙〜」『いいの！これがいい』「へいへい」

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『改めて、貴大おめでとう！さぁさぁ召し上がれ』「あざーす！ゴチです♡」『どうぞどうぞ』「うんまっ！やっぱこの店のやつが一番うめぇ。サイコー」『貴大のお気に入りのお店だもんね。それにしても本当にシュークリーム好きだね。おうちでもよく食べてるの？』

それから冷蔵庫へ直行。
そしてそこで受けるのは家族からのおめでとうの言葉…より先に、母からの注意。
だーってコップに移すのめんどいじゃん。
つかマジ何回も言ってっけど、パンツん中には入れてねぇから。ズボンの中だから。ここ重要だから。そこ履き違えないように。

次々と入ってきた。
《すきすき》《だーいすき♡》《早く会いたい！》
わぁぁぁメッセージいっぱい来るー！お前どんだけ俺のこと好きなのーーー！でも俺のがもっと好きだわー！
最大級のデレを頂戴し、無事昇天する俺。
無理だ…好き。
あとでスクショしよ。

『花巻先輩好きです！付き合ってください！今から先輩の好きな所を言います！沢山あるので1時間はかかりますけど』「長っ！とりあえずちょっと言ってみ」『はい！まずバレーが上手くてかっこいい所、それから私に優しい所、それから…』
「ははっ！わかったわかった！参った、俺の負け。付き合おっか」

「さーて、行きますかネ」
ベンチから立ち上がりグッと背伸びを一つ。
「チカラ、チャージさして」
きつく握られた手。僅かに伝わってくる震え。彼が背負っているものの重さを思えば、この大舞台を前にして緊張しないはずがない。
「行ってくる」
握り返す手に精一杯のエールを込めて。

大学生くらいの少し大人びた研磨は、他の男子達が自分の彼女のことを「あの子可愛いよな。なんであんな暗い奴と付き合ってんだろ」と話してるのを聞いた時、フッと鼻で笑って「そんなの、俺のことが好きだからに決まってるでしょ」と言い返し「あと、あの子のこと勝手にじろじろ見ないでね」と牽制する