「生まれ変わったわけじゃあるまいし。」
「久しぶりね、七緒くん。」 「退院したばかりだよ、走って大丈夫？」
そうして、俺 (清水与市) は死んだ。
「あなたのおかげで、したい事も見つけられた。 演じることは変えられなかったけれど、それでも。 アタシに大きな変化を、ありがとう。」
「ごめんね、先にいくね。」
「ひとりでどこかに行くのは危ないだろ。 俺たちは家庭科室で米と糸を見つけた。 七緒が渡してくれたビー玉を合わせれば、残りはあとふたつだ。」
「誰か助けてぇえ！！！！！」
「.........俺が、.......殺した、？」
