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「それは無理じゃないー??」
〔心理学者の論破〕
俺はプロファイラーに指一本触れてない。トラップのボタンもなぁんにも押してない。それは監視カメラで知ってるでしょお?
だからお前は俺を罰せられない。だよね?
「あ!!!」
〔心理学者の証言〕
そうそう、ひとつ言い忘れてたけど犯人に繋がる証拠見つけて隠しておいたんだァ。流石に見つかってないみたいだから言うけど、それ、クッキーの作りかけの生地でさ。
………この中でクッキー頻繁に作る奴なんて限られてくるよねぇ?
「……んー、だとしても」
〔心理学者の停止〕
それにしては鏡の破片の具合が妙だ。本来なら殺害に使用されれば破片の先にも血が着いているはずだろ?だけど破片にはそれがなかった。本当にこれが凶器に使われたものなのか?