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自分の心臓に自分のものでは無いナイフが突き刺さっていた現状だった。
全身に大火傷を負ったが俺は助かっていた。 焼けた家からは家族の死体が見つかった。生き残ったのは、俺だけだった。 どこの誰かも分からない。放火だったらしい。
スヤは一瞬でシュリュドの、背後に回り、ナイフを背中に刺した。 シュリュド「いっ……てぇなぁ…」
私はこのスラム街で皆と身を寄せ合い、助け合う子ども達のトップだった。
シュリュド「あえて相手に有利な展開を作れば、自然と油断していつの間にか隙が生まれるんだよなあ」 シュリュドはそう言うと見下して笑った。
スヤ「…っつ…なっ…」 その弾丸は、スヤの右腕を貫通した。
スヤ「…言葉なんて必要ないわね。」 そう言うとスヤは武器を構えた。
思わず、笑みが零れる。
レペス「あれは、僕がラビにつけてあげたものなのさ。僕の足の裏にもラビがつけた傷があるんだけどね。」
レペス「あぶないよ。」 ミッシェル「え……。」