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地球生活89日目
クプラが大きな家の前で
ウロウロしていると
いつか森に遊びに来てくれた
あの女の子が現れた。
「あら?クプラさんじゃない?こんな所で会うなんて!
ここは私のおじいちゃんの
お家よ。この村の村長のおじいちゃんに何かご用かしら?」
地球生活81日目
満天の星空の下
リプラはクプラにそっと呟いた。
「もし、君が木だと思っている物が
実は違う物だったとしたら?
同じ場所、同じ目線、同じ考えは
僕たちに安心を与えてくれる。
でも一歩外に出て目線を変えると
君が思っている木は、本当は
木じゃないのかもしれないよ。」
地球生活80日目
突然現れたリプラを見て
雨の日に待ち合わせを
している人が誰なのか
クプラはどうでも良くなった。
目の前の嬉しい存在は
しばらく合わなかった事さえ
感じさせないものだった。
これが友達って事なんだ…。
クプラは心の中でリプラを
改めて友人だと確信した。
地球生活79日目
「何かを待つ事が
どうして変な事なんだい?」
聞いた事のあるその声の方向には
あのリプラが立っていた。
「何かを待てないやつなんて
夢や希望が持てないやつと一緒さ。
夢や希望が叶わなくても
何かを待っているそのワクワク感は
きっと君の大切な宝物になるんだ。」
地球生活71日目
少女はこう言った。
「人間は森を傷つけて
しまうけど、あなたは森を
治すお医者さんなのね。
この森を皆に自慢したいけど
ナイショにしておくね。
だってその方がこの森にとって
幸せだと思うから。」
クプラは四つ葉のクローバーに
喜びを込めて彼女に渡した。
地球生活33日目
気球から不思議な生き物が
降りてきた。よく見ると
その生き物は自分によく
似ている。クプラはとても
驚いたがすぐに、その気持ちは
嬉しさに変わった。
遠いところから
気球で旅をしてきた彼を
クプラは喜んで迎え入れた。