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トイアンナ「ハピネスエンディング株式会社」
「模擬葬儀」を行うことで、相手に対する恨みや怒りを浄化させる。つまり魂の浄化の儀式。この題材がいい。
素直なストーリー展開だが飽きさせない。
ライターの方にこの小説を書かせた編集者のお手柄。今のSNS時代ならでは。
<4月半ば発売予定>
原田ひ香「古本食堂」
この作者らしい温かな視線で描かれた物語。そのままNHKのドラマになりそうなハートウォーミングで、しかも家族の問題をきちんと現代にアップデートしている小説でもある。
舞台は神保町の古書店。神保町グルメも登場する。欲張りな小説で、心もお腹もいっぱいに。3月発売。