タカシマ　ミエさんのイラストまとめ

病院で定期検診のあとふらっと目黒区美術館。「越境者たち」というテーマでの所蔵品展は画材を意識させる作品たちが並んで見応えがあった。別企画の山下新太郎のファミリーレポートでは、彼の三女の肖像画を音声ガイドとともに楽しめてあったかい気持ちに。不安定な時期の美術はやっぱりホッとする。

凹凸に降る@ミュゼ浜口陽三・ヤマサコレクション
透明樹脂に覆われるとどうしてこんなに不思議な感覚になるんだろう…という中谷ミチコさんの作品に惚れ惚れ。グループ展なのでほかの作家作品に心囚われる人もいるかも。

ミッドタウンでやってて無料だし、と気楽な気持ちで予約したオーデマ ピゲの展示イベント。驚愕の技術の数々がブースごとに紹介され、直接製品に触れながらのレクチャーあり制作体験ありであっという間に1時間半ぐらい楽しんでた。まだまだ予約可能。11/4まで。

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今夜は横浜美術館でプレミアム鑑賞ナイト！山口周さんのレクチャーがあって、音声ガイド+図録付鑑賞券5500円ってめちゃめちゃお得じゃない？と予約した訳ですが、それ以上にウキウキと高揚感で満たされて帰ってるのが思わぬ収穫。午前会議の重いプレッシャーが吹っ飛んだ。

お昼はデュフィ展@汐留美術館
皆さんそんなにデュフィ好きでしたか⁈っていうくらい初日から盛況。絵画以外にテキスタイルのデザインでも活躍していた軌跡を知り、そしてテキスタイルのデザインは絵画にも反映されてゆく。画像OKの華やかなドレスとは対照的な《うろこ》というシックなスタイルが好み。

遅まきながらMOTの100本のスプーンへ。ランチコースのメインは鴨ロースト、デザートはティラミスに。彩豊かで美味しいのに大満足だったし、パンや付け合わせの野菜まで行き届いてる感じが伝わってくる。ファミリー率高くて子供さんが泣いてたり大声上げてても楽しい雰囲気。ママさんにもおススメだ

遠藤薫展@資生堂ギャラリー。美しく再生された古布の逞しさに圧倒されるのだけれど、持ち帰った沢山遼氏のテキストを読ませてもらうと、あらためて染織工芸について考えさせられる。柳宗悦と岡本太郎の見解からバウハウスのアニ・アルバースまで。

昨日の出張帰り、途中で名古屋駅で降りてメイチカのコンパル。愛知県在住時代はどこにでもあるレトロな喫茶店だと入ったことがなく、おそらく初入店。
ウワサの自分で作るアイスコーヒー。

ホキ美術館のコレクション含めて、半数くらいは纏う空気が健全なんだよなあって思う。私が好きな写実絵画は妖しさや陰鬱さが匂うものなんじゃないかと、昨日のトロンプルイユの現在@横浜本牧絵画館を思い出している。岩田栄吉は醸し出す雰囲気が堪らなかった。

今夜のFLMは天王洲のANOMALYで小谷元彦展。SF空間が浮き上がってきたようなゾクゾクする世界。グロい表現でありながら美的世界に纏めあげているのがさすがだなあと。’11年の森美術館の個展のときからずっとずっと深化してたなあ。ディテールのつくり込みも凄いです。明日25日まで。