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▶彼女もまた、か細い息を吐いて、
▶ 脇に倒れる彼もまた、その記録を再生することなんてできやしない。
▶ それはみるみるうちに広がり、小さな純雪のいのちをも染める。
▶ ナイフを落とした彼女は、魔法が解けたように倒れ込む。
▶ 信じたかったひとが、何度も何度も、振り下ろす姿とか。
▶ 例えば、零してしまった、原稿に染み付いたインクだとか。
▶Chapter3.【一人はみんなのために みんなは誰のために?】
▶血の臭いが彼女に示す。あの場に現れなかった狩人の居場所を。
▶遺体の傍に座り込み涙を零す一人の少年。
▶︎Chapter.2【秘めたる想いと寡黙なメルト】