orironpa:Stさんのイラストまとめ

‽最善の美しさとは言えやしないけど、それでもその美しい姿は保っていた。崩れてはいなかった。もうあいに溺れなくたっていいのだと、ゆっくり眠るといいさ。

‽あの時と同じように、救いたいと、やめてほしいと君は飛び出すのだろう。決して勇敢ではない。ほめられたものじゃない。そうだとわかっていても、これ以上無駄な犠牲を払いたくはなかった。

‽地獄のような道のりだ。傍に君がいたなら僕はもっと頑張れるのに、なんで君がいないんだろう。握るはずだった手が宙に浮くのをただぼんやりと見つめている。

‽くだらない夢から目覚めれないのだ。現実に戻れたとして、君が隣にいないような、そんな不安に襲われている。

‽それは鳥の鳴き声。ふと思い出す、そろそろ百舌鳥が冬に蓄えて餌を狩る時期だということに。

‽地獄のような道のりですが、傍に君がいたなら僕はもっと頑張れるからさ。そんな臭いセリフを僕が吐いたら君は「馬鹿」って笑いながら手を握ってくれよ。

‽くだらない夢だと気付いたよ。現実に戻りたいとも思ったよ。戻れたその時は、一緒に笑ってくれるのかな。

‽信仰が薄れたとしても深海へと落ちてしまうのは可笑しいだろう。それなら人になればいいのに、なんて思ってももう遅いか。

‽まるで忌まわしきあの日のようだった。ぐったりと動かない君の不安定な輪郭が崩れ落ちてしまうのがとても怖いと感じたよ。

‽そんな魔法使いも誰かに愛されているんだ。ならばどうだろう。天使に味方をする教祖だって、堕ちた天使から素敵な魔法使いを助けるために飛び出したっていいだろう？