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急に陽気がよくなったことで、静かに沈殿していた切なさや哀しみが陽炎のように心の水底から立ち上がってきてしまうのは何故だろう。汗ばむ肉体のリアルにもまだ向き合えない。暗めの色や質感でこの焦燥を鎮められたらいいのにと思う。例えば三岸好太郎のそれのような作品で。彼の絵に再会したいな。
ブリュック展がTLに流れてくるのでわたしも一枚。時間が取れず駆け足だったのが心残りなので、会期中にもう一度行けるといいなと思いつつ。これは彼女の最愛の父親の葬儀をモチーフにした作品の一部。白い花がとても印象的で、ここから彼女の精神世界がひとつ別の段階に入っていったように見えた。
昨日は新米パパさんが小さな女の子を連れてちょっと照れくさそうに、でもどこか誇らしくもある様子で一緒に散歩していた。女の子はしばしばしゃがみこんでは路傍の花に見入ったり触ったりしている。とても可愛らしい。すれ違う人が皆微笑む。振り返る。幼子の差し出す「永遠」が見たくて。