みなぎ得一さんのプロフィール画像

みなぎ得一さんのイラストまとめ


漫画家。主に妖怪、妖精、悪魔、都市伝説、オカルト等を題材に漫画を描いています。
著作物「足洗邸の住人たち。」「サクラコード」「ルート3」「妖精学者の夏時間」「都市伝説の花子さん」他。
既刊漫画を纏めた「みなぎ得一全集」各電子書籍販売店にて販売中!
AI学習禁止。
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suzuri.jp/Tokuichi_Minagi

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【マラソン幽霊】
深夜の筑波大男子寮。
叫び声で目を覚ます。
右の壁から左の壁へ走り抜けるマラソンマンの霊を目にする。
部屋を出ると他の寮生達がおりゴール直前に亡くなった陸上部員の霊だと言う。
毎夜部屋から部屋へと走り抜ける霊に困った寮生達は部屋の中にゴールテープを張った。

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【耳かじり女】
渋谷駅周辺を歩いていると背後から女性に「ねえ、ピアスしてる?」と聞かれる。
していない、と答えれば良いが、
している、と答えるといきなり耳を食い千切られる。
この女性はピアスをしようと開けた穴から出た糸を引っ張って失明し、ピアスをしている人を襲う様になった。

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【テケテケ】
放課後、彼が下校しようと廊下を歩いていると校舎の窓枠に腕を組んで微笑む女生徒と目が合った。
何となくこちらも笑い返し通り過ぎ、ふとあんな娘がいたかと振り返る。
窓枠から降り立ち、肘を交互に使い走ってくる彼女には下半身がなかった。

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【赤いマフラーの女】
マフラーをしている少女に恋し、何故いつもマフラーをしているのかを聞くと、少女は「大きくなったら教えてあげる」と答えた。
中高大学と都度はぐらかされたが惹かれ合い結婚した。
「もうこれ以上隠しきれないわね」と彼女がマフラーを外す
彼女の首は地面に落ちた。

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【人面犬】
マスメディアによって拡散された人語を話す怪獣。
東名高速を時速100kmの速さで走り6m以上ジャンプする。緑色の糞をする。
1988年筑波大学地下遺伝子実験室とぺンタゴンとの共同生物兵器研究により、同時期に東京では人面犬、ミシガン州では人間犬ドッグマンが確認されたという。

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【アクロバティックサラサラ】
高所の怪人。
指を差したり話し掛けたりするとその怪力で攫われ事故に遭う。
180以上の長身、赤いハットにコート姿で左手に無数の傷、髪は長くサラサラで目は黒く抉られ歯はデカい。
2003年に赤子を抱き福島県某ビルから飛び降りた27歳女性社員の霊だという。

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【首無しライダー】
多摩湖畔、日光街道、六甲山で噂される。
暴走族の騒音に悩まされた近隣住民が転倒目的で道路にピアノ線を張ったが無関係のライダーの首を刎ねた。
首無しライダーはピアノ線を張った人物が乗る白い車を探し彷徨う。
1984年に葛飾区の公園で起こった死亡事故に由来する。

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【ターボ婆ちゃん】
六甲山に現れる、1980年代のターボ車ブーム時に「車道を走る女の霊」から派生した怪人。
車で100キロで走行中後ろから走って来て追い越し、振り向きニヤッと笑う。
首都高速道路を走るダッシュババア同様、危害は加えず走り去るだけという、恐怖より驚愕をもたらす存在。

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【口裂け女】
1975年頃、岐阜県からラジオ、新聞、子供を塾に行かせたくない親の口実により全国へと流布された怪人。
夜道を歩いていると後ろから肩を叩かれ振り返るとマスクを外し耳まで裂けた口を見せ驚かす。
1979年、悪戯で口裂け女の格好で包丁を持った女が逮捕された事により沈静化。

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【怪人トンカラトン】
「トン、トン、トンカラ、トン」と歌いつつ自転車に乗って現れる。
人に出会うと「トンカラトンと言え!」と言い、言えば去るが、言わなければ刀で斬り殺される。
トンカラトンに斬られた者は全身を包帯で巻かれ、トンカラトンにされてしまうという。

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