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ワタクシ達の目に映っていたのは、先程までそこで生きていた一年サマでした。葛見サマを煽っていた様相もすっかり消え失せ、頭部からは絶え間なく血液が流れ出ております。
丸弧「……あァ!もしかしてですが、逆に誰かに誘われたんじゃないですかァ〜?その際に殺されたパターンも充分有り得そうだなァ〜ッと!何も早朝に殺したとは限らないかもォ〜……ですし? 」
「なんかね、コスプレ大会したいな〜って思っとったら玄関にダンボール積まれとってね、中見たら全部コスプレ衣装やったんよ!」
「季節外れのサンタクロースかな?」
「神様っておるんやね! ということでしよう!」
地獄でも逢いたくない、とは。深く彼女に根付いた愛憎や怨恨は、ワタクシ達が到底想像出来るものではございません。
その言葉を最期に、彼女の命の灯火は今度こそ吹き消されたようでした。