伊藤隆介さんのプロフィール画像

伊藤隆介さんのイラストまとめ


実験映画作家/美術作家 (たまに村雨ケンジ名義でマンガ批評など )。ひとりごとと備忘録、たまにお知らせです 。
Experimental filmmaker / Artist (mainly video art) / Part-time Japanese manga critic
realisticvirtuality.ldblog.jp

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【いよいよ札幌開催も明日限り『生頼範義展』雑想:23】例えば円谷英二特撮による原色パノラマの空想科学映画『地球防衛軍』(1957)に、ガダルカナルやベトナム戦争のイメージが合体したとき、我々はまだ見ぬ、しかし来るだろう未来の運命と遭遇する。

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【札幌開催『生頼範義展』雑想:8】この作品は戦争娯楽アニメとして物議を醸し、東映動画の組合は制作をボイコット。コンセプチュアル・アートの咀嚼も不十分で、作品も残念な出来となった。平井和正の『ウルフガイ』シリーズの映画化が常に生頼先生の挿画に及ばないように、ファンとしては切ない。

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和田誠さんについては語りたいことが多すぎて、書き始めたら1400字すら軽く超えてしまったので、いっそのことオミット。近年感動したのは、特撮、モデルアニメーションの巨匠レイ・ハリーハウゼンが亡くなったときに、なんと週刊文春の表紙で、素晴らしいイラストをもって追悼されていたということ。

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武部本一郎画伯の描く、創元推理文庫の『火星シリーズ』のイラストの印象が強すぎて、ディズニーの『ジョン・カーター』は未だに観ていない。これは第5巻の『火星のチェス人間』の表紙。

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【北海道のデザイン、映画、アニメファンへ拡散希望】来る5/3(金)〜27(月)にギャラリーレタラ(札幌)で田名網敬一先生の版画展が開催されます。5/9(木)18:00からのレセプションには、先生も来廊されるとのことです。また、4/28(日)の『情熱大陸』も田名網先生の特集だそうですよ!

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国立近代美術館の『アジアにめざめたら:アートが変わる、世界が変わる1960-1990年代』は、本来のラジカルとは何かを問う、また我々の立ち位置も概観する、観る価値のある展覧会だ。白眉は、暗く熱い光州事件の木版画を鑑賞させた後、2階の収蔵作品で田中功起の軽く寒いユーモアと対比させる演出。

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