//=time() ?>
「…葛葉」
『はいよ〜』
「見つかった?」
『うーん、見つかったっちゃあ見つかったけど』
「けど?」
『あっちもこっちに気付いてんな、こりゃ』
「珍しいね?葛葉が気付かれるなんて」
『でも加賀美ハヤトだけだから!気付いてんの!』
「あぁ。アイツは切れ者だからね。それは仕方ない」
「♪」
「逃げられたのに機嫌いいね」
「まゆゆはわくわくしない?」
「…してるっちゃしてるかな」
「でしょ?あの三人がこれからどうやって僕の“目”から逃れていくのか、楽しみだな〜」
「策はあるの?」
「それはまゆゆの仕事だよぉ」
「まあ。さっきからやってるけど」
「逃がさないでね、絶対に」
─その施設には、ある条件を満たした人間が収容されている。
「夢追、行くよ」
「?ど、どこに…、ていうか、俺の名前…」
「夢追翔でしょ?」
「急ぎましょう。監視カメラとセンサーに細工をした事がそろそろバレる頃です」
「いや、あの、看守さん…っ」
「緑仙」
「加賀美ハヤトです」
「え…」→