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【歓喜天/かんぎてん】
完成・縦構図
この絵は胎蔵界曼荼羅図に描かれた歓喜天の姿にちなむもの。《調伏》と《福徳》を象徴している。
蘿富根(らふこん)という大根を持っていて、この大根は毒や煩悩を消す象徴ともされている。
(歓喜天真言)21回
オン キリク ギャク ウン ソワカ
【白多羅菩薩】
White Tara
完成・縦構図
観世音菩薩の涙から生まれた菩薩。救いを求める者を見つける七つの目を持ち、悲しみに沈む者をすくいあげ、病に苦しむ心を柔らかに包み癒やす。
《慈悲のマントラ》
オーム ターレ トゥッターレ トゥレ ママ アーユ プーニェ ジャナ プチェ クル スヴァーハ
【ダキニ】
Dakini
完成・縦構図
密教・ヨーガにおいて行者を悟りへ導く存在。
死の輪廻を持ち、性愛を司り、降魔を調伏する。
真言:オンダキ ウンダキ ウン ソワカ
【一百八臂金剛蔵王菩薩】
手にある卍字の四角形は万法の記された書物。卍字(まんじ)は万字、萬字。万・萬はよろずとも読み、八百万(やおよろず)、多くの物を示す。この菩薩は手に持つ卍字の「万法」に基づいて煩悩を祓い誓願成就をする。多くの武器は煩悩を打ち破る、現状打破のためのもの。
【幸運の翼竜リンドヴルム】
ドイツに伝わる蛇竜(翼を持つ蛇)。
稲妻や流星を基に作られた幻獣とも言われている。
竜王伝承では薔薇を食べた王妃から生まれたとも。
白いリンドヴルムは幸運をもたらすとされる。
催涙雨の七夕。
天の川に代わり、エジプト神話の天地の始まりの絵を。
天空の神ヌトと大地の神ゲブ。
ヌトとゲブの間には空間を作る大気の神シュウ。
太陽の神ラーは時の舟に乗って天空の海を日々巡る。