//=time() ?>
今日のおっチョロ(ง˘ω˘)ว
無視していると(構ってあげないと)乗り上げて来る時がある。
この時イラッとして手が出ることがほとんどだが、それだと構うことになるので耐えられる限り無視を続けよう。
そのうち諦めるかべそをかき出す。
路地裏かどっかで拾った赤ん坊チョロ(なんて非道っ!!)を最初は非常食目当てで拾ったおそだけど
そのうち父性と兄性が芽生えて弟として大事に育てるやつ…
そしてブラコン拗らせてほしい…
どっちも…
今日のおっチョロ(ง˘ω˘)ว
苦笑混じりにそう言えば長男は視線をずらし水溜まりのでき始めた地面を見つめた。
しばらくどんよりと暗い空を見つめていたがふと隣を見ると、いつの間にやら長男は水溜まりから今度はこちらを熱心に見つめている。
目が合った瞬間、繋いだままだったその手を強く引かれた。
今日のおっチョロ(ง˘ω˘)ว
半ば強引にカフェの軒下に押し込まれた。
ぐっしょりと肌に張り付くパーカーが気持ち悪くて裾を引っ張って肌から離す。
「ここまで濡れたんならそのまま帰った方がよくね?」
そう言うと三男は空から視線を外し、
「いや、せめてさ…雷が落ち着いてからのがよくない?」
今日のおっチョロ(ง˘ω˘)ว
前を走る長男の手を半ば強引に引き寄せると、目に入ったカフェの軒下に押し込んだ。
「ここまで濡れたんならそのまま帰った方がよくね?」
唇を尖らし、裾を引っ張りながら不満げに長男は言う。
「いや、せめてさ…雷が落ち着いてからのがよくない?」
今日のおっチョロ(ง˘ω˘)ว
2人で玉転がしして互いに懐をスッカラカンにして、その分を他の兄弟からたかろうとするも何故か見当たらず…
しまいには曇天からポツポツと小雨が降ってきた。
雨宿り出来そうな場所もなく、ああ、ついてねぇなぁと独りごちた時
長男が、家まで走ろうぜ!と僕の手を掴んだ。
今日のおっチョロ(ง˘ω˘)ว
帰ってくるなり人の手を押さえつけるように握り、そのまま伏せってしまう。
「…えと、…チョロちゃん?」
「ちょっと黙ってて…」
うかがうように声をかけた俺に、三男は絞り出すような声でボソリと言うとそのまままた沈黙してしまった。