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そこで、東南アジアを中心に様々な種の記載に目を通していくと、写真のクモにそっくりな特徴をもつ種を発見しました。オーストラリア北部から記載された種で、「腹部前方に突出」「背面にT字紋」をもつとあります。
図の引用:Rainbow, W. J. 1916.Records of the Australian Museum 11: 33-64, 79-119
オニグモ御三家の典型的な特徴を図示すると以下のようになります。ヤエンは葉状斑が幅広く、肩突起と斑で囲まれた領域がヒシガタの斑紋として目立ちます。ヤマは腹部がやや細長く、葉状斑外縁の白が目立ち、歩脚の輪紋も白く目立つ傾向にあります。
カミガタヤチグモCoelotes yaginumai。滋賀にて。
和名は上方(京都、大阪などの畿内)より。
主に西日本に分布するヤチグモ属の一種。
本種の属するカミガタヤチグモ種群には形態のよく似た種が複数属しており、今後再検討が必要なものと思われる。
https://t.co/gB6frRn8Qb
タナグモ科>ヤマヤチグモTegecoelotes corasidesのページに茨城産個体の写真を追加。
本種は北海道から九州にかけて広域に分布するとされる。
福島、茨城、静岡、長野などで採集経験があるが、雄触肢形態の地理的変異は極めて小さかった。西日本の個体は見たことが無い。
https://t.co/ANsUQsfV1r